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2024.05.01

まだまだ間に合う!GWクジラスポット特集

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2024年のゴールデンウィークは長い方だと4月27日~5月6日と10連休。もう半ばにさしかかり、まだまだ遊び足りない方もいるのではないでしょうか?GWは様々な場所でクジラにまつわるイベントが開催されています。今回はそんなクジラスポットをご紹介!

佐土原町名物!大空を泳ぐ『くじらのぼり』

宮崎市内の佐土原町では、5月の子供の日に合わせて「こいのぼり」ではなく「くじらのぼり」を見ることができます。通称“くじら館”と呼ばれる佐土原総合文化センターの前を21頭ものクジラが大空を泳ぎます。

なぜ“コイ”ではなく“クジラ”なのかというと、江戸時代の佐土原藩6代目藩主の島津惟久(しまづただひさ)が子供の頃に母が「大海を泳ぐ鯨のようにたくましく育ちますよう」と息子の無病息災を願い、城下の菓子職人にクジラの形に似せた「くじらようかん」を作らせました。母の願いが叶い惟久は立派な領主になったことからクジラが佐土原の縁起物となったといわれています。今では宮崎市の佐土原町商工会青年部が、毎年こどもの日に合わせて「くじらのぼり」を掲揚しています。
「くじらようかん」を食べて「くじらのぼり」をみて、佐土原町のクジラ文化に触れてみてはいかがでしょうか。

場所:佐土原総合文化センター(くじら館)
〒880-0211 宮崎県宮崎市佐土原町下田島20527-4
日程:4月21日(日)~5月5日(日)

古墳の前を泳ぐ『くじらのぼり』が見られる東彼杵町歴史民俗資料館

長崎県の東彼杵町にある東彼杵町歴史民俗資料館では今年も4月24日から「くじらのぼり」が掲揚さ
れています。
この資料館は長崎県下最大級の「ひさこ塚」古墳を基点としてできた施設で、古墳の前を雄大と泳ぐ
「くじらのぼり」を見ることができます。

資料館では5月5日のこどもの日にミニイベントを開催します。
ミニイベントでは、参加無料で押し花のサンキューカード/ぬりえのミニこいのぼり/新聞紙かぶと/千羽鶴の制作や、「こどもクイズラリー」と題した小学生向けのイベントや、有料で万華鏡/勾玉の制作”を体験できます。ほかにも館内では、こどもの日ならではの“武者飾り”や“兜の飾り”も見ることもできるので、こどもの日を大満喫できそうですね。

場所:東彼杵町歴史民俗資料館
   〒859-3807長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷437-1
イベント開催日時:5月5日 (日)

三重県総合博物館でイルカ・クジラ学習会を開催!

三重県の津市にある三重県総合博物館「MieMu(みえむ)」では5月6日(月・休)に「イルカ・クジラ学習会」を開催。
伊勢湾にすむスナメリや伊豆諸島などにすむミナミハンドウイルカについて研究者のお話や、本物の骨格標本を見たり、調査手法を体験したりできるワークショップを開催します。
是非、三重近海にいるクジラについて学びに行ってみてくださいね。

MieMuは三重の自然と歴史・文化を総合的に展示する博物館です。基本展示室の「東紀州・熊野灘の自然」では、全長8.3mのマッコウクジラの全身骨格標本が天井を泳ぐ姿をみることができます。

場所:三重県総合博物館 「MieMu」
   〒514-00601 津市一身田上津部田3060
日時:5月6日(月・休)
 11:00~11:45 講演会①「イルカのおばあちゃんはヒトのおばあちゃんとどうちがう?」
  13:30~14:15 講演会②「伊勢湾にすむスナメリのお話」
 14:15~15:00 ワークショップ「発見!イルカ・クジラ調査隊」


鯨と海の科学館で『船越 春のむらまつり』を開催!

岩手県の山田町にある山田町立 鯨と海の科学館では今年も「くじら館まつり」を開催します。5月3日は同館への入館料は無料となります。館内イベントではミッションラリー(謎ときに挑戦)/釣り大会/化石レプリカづくり/三陸ジオパークVR体験 など無料で楽しめるイベントが盛りだくさんとなっています。

同時開催で「船越 春のむらまつり」も開催中です。

山田町は昭和62年まで捕鯨をしていた、クジラとの歴史が残っている町です。
鯨と海の科学館のクジラを通じて彼らが住む三陸の海、そして海を育てる豊かな自然環境について知ることをテーマにしている自然科学博物館となり、常設展示では世界最大級と言われている体長17.6メートルのマッコウクジラの骨格標本やマッコウクジラ実物大模型が展示されているクジラ好きには外せない施設となっています。

場所:山田町立 鯨と海の科学館
   〒028-1371岩手県下閉伊郡山田町船越7-50-1
日時:5月3日(金)
   09:00~17:00(最終入館16:30)

沖縄美ら海水族館にて人気イラストレーターの「みいるか」さんが登場!

自然豊かな東西諸島・黒潮の海に生きる多種多様な水圏の生き物たちを見ることができる『沖縄美ら海水族館』では「美ら海GWスペシャル」を開催しています。
5月5日(日)6日(月・祝)にはSNS総フォロワー数100万人越えの「みいるか」さんとのお絵描き教室や一緒にライブペイントを楽しむことができます!

国営沖縄記念公園(海洋博公園):沖縄美ら海水族館

イベントの他にも、巨大水槽「黒潮の海」では悠然と泳ぐジンベエザメやマンタたちをながめ、「イルカラグーン」ではミナミハンドウイルカやオキゴンドウのショーなど沖縄周辺で暮らしている生き物たちを観察して1日中楽しめる施設となっています。
ちなみに、沖縄美ら海水族館の目の前の海では、冬から春にかけてザトウクジラが来遊するので、運がよければその姿を観察することができます。

場所:沖縄美ら海水族館 水の階段レストハウス
   〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424
タイトル:「みいるか」と美ら海お絵かき教室
日時:5月5日(日)~6日(月・祝) 11:00~12:00、13:00~14:00
定員:各回30名様まで(整理券配布有)
   ※各日8:10~ジンベエザメモニュメント付近で先着順にて整理券を配布。
タイトル:「みいるか」と一緒にライブペイント
日時:5月5日(日)9:30~10:30 ※作品展示は~5月31日まで

太地町立くじらの博物館 開館55周年企画展「一挙蔵出し!寄贈品展-くじらの博物館を支える資料たち-」を開催中

和歌山県の太地町にある「太地町立くじらの博物館」では開館55周年を記念して、開館から現在にいたるまでに普段は収蔵庫に保管される寄贈されたクジラに関する様々な資料を展示する企画展「一挙蔵出し!寄贈品展-くじらの博物館を支える資料たち-」を開催中です。

普段は収蔵庫に保管されていて見ることができない寄贈資料の中からよりすぐりの逸品たちをみることができる貴重な機会です。

5月5日(日)のこどもの日には小学生・中学生の入館料が無料となります!

「太地町立くじらの博物館」は、クジラに関する資料が数多く展示されるクジラ専門の博物館です。博物館本館における展示の他にもクジラやイルカを中心とした熊野灘に生息する様々な生き物を間近に観察することができる施設や、ショー・ふれあい体験なども充実しており、五感で楽しめる体験型博物館となっています。貴重なクジラの展示を見た後は本物のクジラやイルカのショーをみてクジラ三昧の1日を楽しんでみてはいかがでしょうか。

場所:太地町立くじらの博物館
   〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
営業時間:午前8時30分~午後5時(年中無休)
企画展日程:
「一挙蔵出し!寄贈品展-くじらの博物館を支える資料たち-」
2024年4月2日~2025年4月1日

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