耳ヨリくじら情報

2021.02.03

くじらの街・下関を散策しながらクジラのことを学んでみない? おなかがすいたらおいしいクジラも楽しめる!

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くじらの街・下関は、街を歩いているとクジラのオブジェや記念碑に遭遇しがち。

駅前には、南氷洋捕鯨で栄えた会社の跡地として石碑を建立

▲ 旧大洋漁業本社跡石碑

下関駅を下りるとまず見えてくるのが、「旧大洋漁業本社跡石碑」(写真上)です。旧大洋漁業(現マルハニチロ株式会社)とは、かつてこの地に存在した水産加工食品会社。1936(昭和11)年に前身となる「大洋捕鯨株式会社」を設立後、南氷洋捕鯨を開始するも、戦況悪化により漁業用船舶を徴用されて打撃を受けましたが、戦後、「大洋漁業株式会社」と改称して、1946(昭和21)年には捕鯨を再開しています。

■旧大洋漁業本社跡地
住所:下関市竹崎町3-11-11

かつて南氷洋捕鯨で活躍した捕鯨船の部品を展示

駅前で車をレンタルして海沿いを走っていくと、観音崎町に差し掛かったあたりで、「捕鯨船第二十五利丸モニュメント」が見えてきます。

「第二十五利丸」とは、1962(昭和37)年に下関の旧林兼造船で建造された、大洋漁業の捕鯨船のこと。引退後、下関市に寄贈されることとなりしばらくは展示されていましたが、やがて老朽化によって解体。その際、捕鯨砲などの部品は展示されることとなったのです。

■捕鯨船第二十五利丸モニュメント
住所:山口県下関市観音崎町16

下関で水揚げされた新鮮魚介やクジラを購入したいなら「唐戸市場」がおすすめ

▲唐戸市場内 藤野商店

観音崎町からさらに北上すると、右手に見えてくるのが唐戸市場。下関で水揚げされた新鮮な魚を堪能したいなら、ぜひ訪れてほしいスポットです。中でも藤野商店では、クジラ肉に鯨ベーコンなど様々なクジラ関連商品が手に入ります。その唐戸市場の向かいにあるのが、なんともかわいらしい店名の「くじらキッチン」。「くじらの街・下関を訪れる若い子たちにも、気軽にクジラ料理を食べてほしい」との想いから、この愛らしい店名が命名されたのだとか。

ビタミンたっぷりの野菜を豊富に盛り付けたサラダが、クジラでさらにパワーアップ

明るい雰囲気のアート作品やオブジェで彩られた店内は、まるで南仏のカフェのよう。しかも、どのメニューも内装同様に彩り豊かで、眺めているだけでも気分があがりそう!旬のフレッシュフルーツをたっぷり使ったパフェやフルーツトーストなど、インスタ映えも必至です。

▲くじらベーコンのパワーサラダ

そんな同店イチオシのクジラメニューが、たっぷりの新鮮野菜、エディブルフラワーの上にくじらベーコンがトッピングされた「くじらベーコンのパワーサラダ」(税抜1,250円 )。自家製のコーンドレッシングとオリーブオイルが添えられてくるので、お好みで全体に回しかけた後、みずみずしい野菜とともにおいしいクジラを楽しめます。

また、コロナ対策として卓上に設置されている抗菌スプレーにも注目!こちらはクジラの成分が入っているというわけではありませんが、クジラがモチーフとしても魅力的であることから、製品のイラストとして採用したのだとか。見た目にもかわいいから、自宅にもほしくなってしまいますね。

くじらキッチン
住所:山口県下関市唐戸町4-1 カラトピア1F
営業時間:11:00~17:00
TEL:083-250-7712

存在感抜群!ステンレス製のクジラ尾びれのモニュメント

最後に紹介するのは、唐戸市場からやや内陸寄りに位置する下関市役所本庁舎前にある「下関市市民広場」。徒歩7分ほどなので、唐戸市場に車を駐めたまま、歩いて散策するのもおすすめです。

こちらの広場で出逢えるのは、2020年10月に設置されたばかりの、クジラの尾びれをモチーフとしたモニュメント。制作にあたって、全国各地のクジラモニュメントを視察した職人による力作で、細部へのこだわりも相当なもの。遠くから全体像を眺めるのはもちろん、間近から隅々まで観察するのもおすすめ。クジラの尾びれは古くから幸運のシンボルとされているので、運気アップのためにもぜひたくさん写真に収めてみては?
▶くじらタウンにてモニュメントのメイキング動画を紹介しています。
鯨の尾モニュメントができるまで」まるわステンレス工業

■下関市役所
住所:下関市南部町1-1
TEL:083-231-1111

下関市を観光の際には、しものせき「楽しい旅のコンシェルジュ」を参考にしてみてください。下関とくじらにまつわるページもあり、歴史に観光スポット、クジラ料理まで様々なクジラ情報が掲載されています。

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