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2020.12.09

【クジラの街・下関の新名物】洗い上がりしっとり♪ 特殊製法でニオイを除去した鯨油を使った石けん&ボディソープ

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昔から「捨てるところがない」と言われるクジラ。肉だけでなく、皮も骨もすべて有効活用されてきました。そのなかで鯨油は、燃料、機械用潤滑油、皮革用洗剤、マーガリンの原料などに使われてきています。そんな多様性のある鯨油を原料に、クジラの街・山口県下関市で、新たなクジラ商品が誕生しました。鉄鋼・金属製品作りを中心に幅広い事業を手掛けている「吉田総合テクノ」が開発した無添加石けん「Minke Soap(ミンキーソープ)」と「海中美人」です。

4年の歳月をかけてニオイの除去に成功

えっ? 鯨油って臭くないの? と驚くかもしれませんがご安心を。こちらの石けんに使われているのは、特殊な技法でニオイを除去した精製油。気になるニオイはしっかりと取り除きながらも、鯨油特有の高い保湿性は残しているのが特徴です。ニオイ除去の研究を始めたのは2009(平成21)年のこと。それから実に4年の歳月をかけて、ニオイを取り除くことに成功しました 。

なぜ同社がそこまでして鯨油で石けんを作ろうと思ったのかというと、きっかけは汚水処理の仕事にあります。もともと同社は、鯨肉加工業者が食品製造の過程で出た鯨油によって排水溝が詰まるのを防ぐべく、汚水処理をしていたのです 。

▲吉田総合テクノ 吉田幸治さん

処理を続けるうち頭に浮かんだのは、「ニオイや汚れを取り除いてキレイな油にすれば、この油を有効活用できるのではないか?」ということでした。そこでさっそく研究に着手。2011(平成23)年には補助金も交付されることとなり、いよいよ製品化が現実のものとなったのです。

保湿性の高いミンククジラの油が、しっとりなめらかな肌へと導いてくれる

最初に誕生したのは固形タイプの「Minky Soap」(写真上・手前)。南極海で捕獲されたミンククジラの油が配合された保湿性の高い石けんで、愛用者からは「お風呂上がりの肌がしっとりする」と好評です。合成界面活性剤、合成着色料、合成香料、酸化防止剤、保存料などは一切使用していないので、肌が弱い人でも安心。また、ゼラニウム油、パルマローザ油も配合されているので。やさしい香りを楽しめます。

同じくミンククジラの精製油を使ったボディソープ(写真上・手前)も、ゼラニウムとパルマローザの精油入り。泡立ち豊かで毛穴の奥の汚れまでしっかりと吸着してくれるので、背中ニキビが気になる人にもぴったりです。

北海道で水揚げされたツチクジラの油を使った石けんには、北海道産ラベンダー油をブレンド

そして、もうひとつの固形タイプの石けん「海中美人」(写真上・手前)には、ツチクジラの精製油を配合。開発を手掛けた吉田幸治さんによると、ミンククジラと比べてツチクジラは魚臭さが気にならず、ニオイを除去しなくても十分原料として使えるレベルなのだとか。

「海中美人」には、北海道で水揚げされたツチクジラを使用しているため、こちらの石けんの精油には、同じく北海道で採取されたラベンダー油をチョイス。ラベンダーの香りには癒し効果や安眠効果も期待できるというので、バスタイムに利用すれば、お風呂上りはリラックスできてよく眠れそうですね。

オンラインショップや山口県アンテナショップなどで販売中

3種類の石けんは同社が運営のwebショップで販売されているほか、県内の物産館や、東京駅八重洲口徒歩4分の山口県アンテナショップ「おいでませ山口館」などでも販売。興味がある人はぜひ試してみてくださいね。

ミンキーソープ 海中美人オンラインショップ

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