保育園の子供たちが鯨食文化に触れる! クジラを知って・食べて、楽しむ会が開催 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2021.01.26

保育園の子供たちが鯨食文化に触れる! クジラを知って・食べて、楽しむ会が開催

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1月19日、東京都西多摩郡日の出町大久野保育園にて、子供たちにクジラを知ってもらう会が開催されました。その中で鯨食専門店「らじっく」を営む板花貴豊さんによって園児たちにクジラの竜田揚げが振る舞われました。

はじめに、クジラとはどんな生き物か?どんな種類や仲間がいるのか?などクジラに関するお話から始まり電子黒板を使用して写真やイラストで分かりやすく解説され、園児たちは板花さんの呼びかけに毎回反応しながら楽しんで参加していました。

板花さんは元調査捕鯨船乗組員であったことから、当時の船内の様子や捕鯨の瞬間を動画で紹介しましたが、園児たちは口々に「クジラいた!大きい!」「氷すご!!」「(捕鯨のモリを見て)かっこいい!それで獲ったの⁉」など声を上げながら興味深く見入っていました。

また質問コーナーでは、次々に手が挙がり、「クジラはなんで蒸気を出すの?」「板花さんはどんなクジラが好きですか?」「なんでクジラは栄養がたっぷりなの?」といった園児らしいストレートな疑問をぶつけるなど、大きな盛り上がりをみせました。

そしてお話が終わり、振る舞われたクジラの竜田揚げを食べた園児たちは「おいしい!」「唐揚げの味がする」「初めて食べた」「おかわりしたい」「はま寿司にほしい」などユニークな感想もありながら大好評の様子でした。

企画を開催した板花さんは、「中学校にも同じような話をしに行くけど、小さい子は反応が大きくて面白いよね。このぐらいの年からクジラを食べてもらいたいね」と話していました。大久野保育園では、1月29日に給食でくじらを出すとのことで、今後も給食で提供できればと考えているそうです。子供たちもこの機会にクジラに親近感を持ってくれると嬉しいですね。

大久野保育園
東京都西多摩郡日の出町大久野1660-1
らじっく
東京都あきる野市雨間709 クローカスK102

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