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2025.09.10

【9/15は敬老の日】おばあちゃんおじいちゃんと作る『想い出の鯨料理』

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9月15日は敬老の日です。大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに感謝の気持ちを伝える特別な日。今年は、ただプレゼントを渡すだけでなく、一緒に食卓を囲む特別な時間を贈りませんか?懐かしい鯨肉を使って、おじいちゃん、おばあちゃんとの共同作業を楽しむのはいかがでしょう。料理を通して昔話に花を咲かせたり、普段は聞けない思い出話を聞いたり。そんな温かい時間が、きっと最高のプレゼントになります。

「え、クジラ?」と思われた方もいるかもしれません。実は鯨肉は、戦後の日本で食卓を支えた食材であり、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては懐かしの味なのです。また、鯨肉は高タンパク・低カロリーで、健康を意識する方にとってとても優れた食材!
今回はそんな鯨肉の魅力とおすすめの鯨料理のレシピをご紹介します。

昭和の食卓の主役だった

戦後の日本では、食糧難の時代に高タンパクで安価な鯨肉が貴重な栄養源として食卓に広く普及していました。特に給食の定番メニューだった「鯨の竜田揚げ」は、現在60歳代以上の方々にとって、幼少期の懐かしい思い出の味として強く記憶されています。
そのため、敬老の日に鯨肉を贈ることは、単に健康を願うだけでなく、若き日の懐かしい思い出をプレゼントすることにもつながります。

鯨肉の健康パワー

鯨肉には、私たちの健康維持に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。

・高タンパク・低カロリー : 牛肉や豚肉と比べて脂質が少なく、ヘルシー。筋肉を維持したいおじいちゃん、おばあちゃんにもぴったりです。
・不飽和脂肪酸 : DHAやEPAが豊富に含まれており、生活習慣病の予防にも良いとされています。
・バレニン : クジラ肉に特有のアミノ酸で、疲労回復効果が期待できます。

高タンパク・低カロリーな鯨肉は、牛肉や豚肉に比べてヘルシーな食材として喜ばれます。特に、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸や、疲労回復に良いとされるバレニンが含まれている点は、健康を気遣う気持ちを伝える上で非常に効果的ですね。

おすすめの鯨料理3選

1. 懐かしの味!「鯨の竜田揚げ」

「給食で食べてたんだよ」「私も給食で食べたことがあるよ!」…そんな会話が弾むこと間違いなしの、おじいちゃん、おばあちゃん世代にとってなじみ深い料理です。鯨肉に醤油、しょうが、酒で下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げるだけ。手間がかからず、一緒にキッチンに立つのが楽しくなります。

「鯨の竜田揚げ」のレシピはこちら

2. 和食だけでなく洋食にも♪「炙りステーキ」

画像:(一財)日本鯨類研究所「the 鯨」より

見た目も豪華で、食欲をそそる一品です。フライパンでサッと両面を炙るだけで、鯨肉本来の旨味を閉じ込めることができます。赤身のクジラ肉は、ステーキにすることで、いつもと違う特別なごちそうに。お好みのソースやワサビ醤油で、さっぱりと味わうのがおすすめです。

「炙りステーキ」のレシピはこちら

3. 贅沢なごちそう「鯨のすき焼き」

画像:(一財)日本鯨類研究所「the 鯨」より

少し特別な気分を味わいたいなら、鯨のすき焼きはいかがでしょうか。牛肉とは異なる、鯨肉特有の旨味とコクが楽しめます。おじいちゃん、おばあちゃんと鍋を囲み、温かいひとときを過ごすことができます。お好みの野菜や豆腐を加えて、栄養満点の食卓を囲みましょう。

「鯨のすき焼き」のレシピはこちら

(番外編) 豪華な食卓を彩る「鯨のお刺身」

(一財)日本鯨類研究所「the 鯨」より

新鮮なクジラの刺身は、特別な日のごちそうに最適です。口の中でとろけるような赤肉は、一度食べたら忘れられないおいしさ。いつもと違う、豪華な食卓をプレゼントすることができますよ。

「鯨のお刺身」のレシピはこちら

鯨肉を使った料理は、ただ美味しいだけでなく、昔の思い出や健康への気遣いを伝えることができます。今年の敬老の日は、ぜひ一緒に料理を作りながら、心に残る素敵な時間をお過ごしください。

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