【クジライベント】太地町立くじらの博物館にて「人と鯨の営み展」開催! | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2023.08.11

【クジライベント】太地町立くじらの博物館にて「人と鯨の営み展」開催!

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和歌山県にあるクジラに特化した全国でも数少ない博物館、“太地町立くじらの博物館”にて、令和5年8月9日(水)~令和6年3月17日(日)まで3期にわけてクジラに関する珍しい資料を紹介する企画展を開催!

日本では古くから捕鯨が行われ、「鯨一頭で七浦潤う」といわれるほど多大な恩恵をもたらし、クジラは貴重な水産資源として食料の他、生活の道具や、装飾品としても利用されてきました。クジラは大きくて魅力的な動物であったことから、捕鯨にゆかりのある地域を中心にクジラをモチーフとした郷土玩具なども作られてきました。
今回の展示では太地町立くじらの博物館と(一般)日本鯨類研究所の共催で、所蔵しているクジラと人が営んできた歴史の一部を希少な資料を通して紹介します。

ポスターのダウンロードはこちら

第1期の「鯨ヒゲ」の展示では、クジラのヒゲを使った工芸品や日用品約100点を展示されています。
今回展示されている「鯨髭製印籠」は、約30年前、当時の博物館長がクジラ工芸品の卸売りを行っていた町内の商店に依頼したのが起源とされ、表面にはクジラや捕鯨の様子が描かれています。
他にも博物館が所蔵するセミクジラのヒゲが使われている全長約60センチの小型の弓「李満弓」と弓矢を携帯する容器は、今回が初公開の資料となります。

第2期では「鯨歯・骨・革・郷土玩具など」のクジラに関連した展示、第3期「ベストセレクション」では1~2期に人気のあった展示品を含めたベストセレクションの展示が予定されています。

他にも8月31日までの期間中にはスタンプラリーを実施!
1枚の紙にスタンプをかさねて押すことで、版画のような色鮮やかな絵が完成する、クジラにまつわる版画スタイルのスタンプラリーとなっています。

なかなか見ることができない希少な資料を通してクジラと人の文化を学んでみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
■展示イベント
「人と鯨の営み展」

■場所
太地町立くじらの博物館 1階 大ホール 入場無料
(ただし博物館入館料が別途必要)
住所:和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2

■期間
令和5年8月9日(水)~令和6年3月17日(日) 8:30~17:00(開館時間中)
 第1期 8月 9日(水)~11月12日(日)「鯨ヒゲ」
第2期 11月16日(木)~ 2月18日(日)「鯨歯・骨・革・郷土玩具など」
第3期 2月22日(木)~ 3月17日(日)「ベストセレクション」

■ミニイベント
【スタンプラリーで絵はがきを作ろう!】
1枚の紙にスタンプをかさねて押すことで、版画のような色鮮やかな絵が完成するよ。
どんな柄になるかはお楽しみ!
期間:令和5年8月31日まで
対象:どなたでも
場所:企画展会場の入り口他、館内全5カ所

■共催
一般財団法人日本鯨類研究所・太地町立くじらの博物館
■協力
勇魚文庫

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