耳ヨリくじら情報

2020.11.04

「ホエールタウンおしか」にてクジラの勉強会「石巻女子くじら研究会」を開催。「クジラがこんなにおいしいなんて初めて知った」の声も

Share :

10月29日、宮城県牡鹿(おしか)半島の観光交流施設「ホエールタウンおしか」にて、クジラ勉強会「石巻女子くじら研究会」が開催されました。参加者は魚食文化推進部隊 石巻さかな女子部の方など、女性たちは年齢層もさまざま。魚やクジラなどの海洋生物が好きで、もちろん、クジラ料理にも興味津々だといいます。

▲木の屋石巻水産 木村優哉社長

女子会冒頭には、石巻市の水産品加工メーカー「木の屋石巻水産」の木村優哉社長があいさつ。「クジラを食べる機会は多くはないかもしれないけど、ご家庭でも、月に1度程度でも楽しんでもらえたらうれしいです」と話しました。

館内ツアーでは学芸員がクジラの生態や鮎川の捕鯨について解説

その後、一行は「ホエールタウンおしか」内にある「おしかホエールランド」に移動。学芸員の山本さん解説のもと、館内ツアーがスタートしました。

ツアーではまず、山本さんがクジラとイルカの違いについて説明。「4メートルより小さいものはイルカ、それより大きいものは基本的にはクジラだけど、白イルカは4メートルを超えるものもあるんですよ」からはじまり、マッコウクジラの骨格標本前に移動すると、「マッコウクジラって指が5本あるのご存知でしたか?」などの楽しい解説が続きます。

さらに、捕鯨産業でにぎわう鮎川の映像写真とともに、クジラの捕獲や解体に使用されていた銛(もり)や包丁などの道具が展示されているエリアでは、鮎川に初の銀行が誕生した年代を紹介。「なぜこんな昔から銀行があったかというと、それだけ大きなお金が動くくらい、捕鯨で街がうるおっていたということです」と、思わず誰かに披露したくなるようなネタまで話してくれるので、参加者の中には真剣にメモをとっている人もいました。

ホエールタウンおしか併設のキャッチャーボートは2021年4月に一般公開。デッキに上がることも可能に!

▲2021年4月一般公開予定 キャッチャーボード

解説終盤には、ガラス張りの窓の外、海岸に設置されたキャッチャーボートについても解説。キャッチャーボートとは捕鯨に使われる船のことで、通常、関係者以外は立ち入ることができませんが、ホエールタウンおしかでは、来年4月にキャッチャーボートを一般開放予定。船に上がって体感できるようになるのだそうです。なんとも楽しみなことですね。

「低カロリー高たんぱくで女性にぴったり」「これからは自宅でもクジラ料理を楽しみたい」

ツアー後は、お待ちかねの試食タイム。「ホエールタウンおしか」内の3つのレストランが提供している料理から、とりわけ人気のクジラ料理が振る舞われました。

▲鯨刺身

参加者たちが楽しんだのは、まず、ミンククジラ、イワシクジラ、ニタリクジラの3つの鯨種の鯨肉を食べ比べできる「鯨刺身」。クジラ皮やベーコン、尾肉、赤身などさまざまな部位を堪能できるメニューです。さらに寿司屋から用意されたのは、赤身と皮で握った「紅白にぎり」、さえずりのにぎり、ベーコンのにぎり。いずれも新鮮なミンククジラの鯨肉を使って作られています。そして、この地方ではよく食べられている「鯨みそ焼き」まで登場。調理法も味わいもさまざまなクジラ料理が出そろいました。

参加者たちは、「クジラがおいしいというイメージは抱いていなかったけど、どの料理も柔らかくて味もおいしいからびっくりしました。しかも低カロリーで高たんぱくだなんて女性にぴったりですよね」「竜田揚げしか知らなかったけど、焼いてもおいしいだなんて驚きました」と笑顔いっぱい。

試食前には、3種のお寿司を提供してくれた「ホエールタウンおしか」内「黄金(こがね)寿司」の板前さんが、家庭での調理方法をレクチャーしてくれたことから、「今度自宅でも調理して食べてみたい」と話す女性もいました。

今後もイベントやセミナーなどさまざまに開催予定

主催者によると、クジラのおいしさについてたくさんの人に知ってもらうため、今後も同様の勉強会を随時開催予定とのこと。最新情報はくじらタウンでも発信していくので、ぜひチェックしてくださいね。

ホエールタウンおしか
住所:宮城県石巻市鮎川浜南43-1

Share :