耳ヨリくじら情報

「豊海センタービル」2階の豊海おさかなミュージアムの隣で「クジラを食べてみたい!ホントに大きいの?」が2026年8月27日(木)〜28日(金)に開催されました。
政策提言、魚食普及、イベント主催などを通じ、水産業界全体の振興を担う大日本水産会の早武さんのお話や、大型母船を使ってクジラを捕獲・加工し、持続可能な捕鯨と鯨肉の供給を行う共同船舶の方々からのお話もあり、普段あまり触れる機会のない「クジラ」の生態や捕鯨のヒミツについて、プロの方々から直接学び、実際に鯨肉を使用した料理を試食できる体験型イベントです。

捕鯨のお話では実際の様子を撮影した映像で見ながらキャッチャーボート(※1)の捕鯨砲でクジラを仕留める様子を映像で見て、船の中で捕獲した大きいクジラを解体する様子をイラストでわかりやすく教えてもらいました。見たことのない映像に子供達はもちろん、お父さんお母さんも釘付けでした。
(※1)キャッチャーボート・・・小回りが利く、鯨を捕獲するための船。高さ18mからクジラを見つけて、追いかけ、ロープ付きの銛を撃ち出す捕鯨砲を搭載した船。

実寸大であるイワシクジラの尻尾の幕を見て驚きの声が色々な場所で上がっていました。


今回は尻尾の一部分である『尾羽(おば)』を使用したデザートを用意してくださったそう!塊を実際に見た参加者の皆さんはその迫力に圧倒されていました。

そしていよいよ鯨肉を使用した料理をみんなで試食!
メニューはナガスクジラの『畝須(うねす)』と呼ばれる部位を使用したカレーライス、サラダ、そしてデザートには『尾羽(おば)』を長時間茹でグミキャンディのように柔らかくし、黒蜜ときなこをかけたわらび餅風スイーツが並びました。

『畝須(うねす)』とはクジラの下あごからお腹まで続く蛇腹状(じゃばらじょう)の部位です。ヒゲクジラが餌を食べる時に水と一緒に餌を口に含むことで広がる部分になります。


試食した参加者からは、
「クジラは体が大きい分、部位ごとに色々な形や食感があって面白く、とても美味しかった」
「わらび餅はクセがなくて本当に美味しい。家に持ち帰りたいくらい」
といった感想が寄せられました。
クジラのベーコンや竜田揚げを食べたことがある親御さんも、今回の『畝須』や『尾羽』といった部位は初めてだったようで、「こんな部位もあるんだ!」と新しい発見を楽しんでいました。
試食中には教室内に展示されていた歯や本物のクジラの骨について早武さんから説明がありました。今回はツチクジラやニタリクジラの肋骨(ろっこつ)、マッコウクジラの歯、クジラヒゲ、イッカクの角(つの)などが並びました。


試食が終わった後には、実際に触れることも。お子さんだけでなくお父さんお母さんも手に取って観察したり、イッカクの角と寝転んでの記念撮影が行われました。
カナダとアイスランドではイッカクも食べられているというお話に教室内がまたもや驚きの声で溢れかえりました。



そしてなんとお土産としてナガスクジラのヒゲを持って帰れるとのこと!
普段なかなか手に入らないお宝を大切に抱えて持って帰る子供達の姿がありました。

今回参加した子供達に授業で特に印象に残っているものは何か聞いたところ
「クジラを捕まえる動画が映画みたいだった」
「クジラの骨が大きくてびっくりした」
「クジラに会ってみたい!」
などの声がありました。
クジラが持つ様々な魅力を今回のイベントを通して知ってもらえたのではないでしょうか。
大日本水産会では様々なイベントを開催しているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼イベント情報はこちらから
https://osakana.suisankai.or.jp/event