大学の学食で鯨料理を提供!東京海洋大学と下関市立大学で学生が鯨肉メニューを体験 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2026.08.26

大学の学食で鯨料理を提供!東京海洋大学と下関市立大学で学生が鯨肉メニューを体験

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2026年7月、東京海洋大学と下関市立大学の学生食堂で、鯨肉を使った特別メニューの提供を実施しました。

小中学校から大学へ、鯨肉を知る機会を広げる

日本鯨類研究所では、これまで小学校や中学校の給食などを通じて、子どもたちに鯨肉を味わってもらう取り組みを行ってきました。
2025年度からは対象を大学生にも広げ、大学の学食で鯨肉を提供しています。
小中学生の頃は給食で鯨肉を食べる機会があっても、自分で食材を購入するのは難しい場合があります。一方、大学生になると、自分で食事を選んだり、食材を購入したりする機会が増えます。
大学の学食で鯨肉を味わうことが、その後、自分から鯨肉を選ぶきっかけになってほしい。今回の取り組みには、そのような思いも込められています。
2025年度には、下関市立大学で10月から12月にかけて計3回、東京家政大学で11月と12月に計2回、鯨肉メニューを提供しました。用意したメニューは完売するなど好評で、大学関係者からは、通常の学食メニューとして提供してほしいという声も寄せられたそうです。
今回の東京海洋大学での提供は、日本鯨類研究所と同大学の教員とのつながりをきっかけに実現しました。

学生の試食とアンケートからメニューが誕生!

東京海洋大学では、提供するメニューを決めるため、学生による試食会とアンケートを実施しました。

候補に挙がったのは、カレーや定食、丼など、学生にとって身近なメニューです。実際に学生に食べてもらい、料理の組み合わせや食べやすさ、トッピングの好みなどについて意見を聞きました。
アンケートでは、鯨肉を食べた経験の有無や、鯨肉に対してどのような印象を持っているかについても尋ねました。その結果をもとに、品川キャンパスでは「くじらコロッケ・竜田揚げトッピングカレー」を提供することになりました。
学生になじみのあるカレーに2種類の鯨料理を合わせた、ボリュームのある一皿です。

品川キャンパスでは限定カレーを提供

品川キャンパスでは、7月21日から8月3日まで、「くじらコロッケ・竜田揚げトッピングカレー」を600円で提供しました。
2種類のくじら料理を一度に楽しめるメニューで、1日50食限定で販売しました。

東京海洋大学ならではの「学んで食べる」体験に

東京海洋大学にはクジラの標本が展示されており、授業や研究を通じて、クジラについて学ぶ機会もあります。
今回の提供にあたっては大学の教員からも意見を聞き、鯨肉を食べるだけでなく、その背景にある国内外の鯨文化について考える機会となるよう準備を進めました。
学食のメニューのそばには、鯨肉に含まれる栄養素を紹介するパネルも展示。学生が料理を味わいながら、鯨肉の特徴についても知ることができるよう工夫しました。
実際に取材した学生の中には、文化人類学の授業で海外におけるクジラの捉え方や、日本の鯨食文化について学んだばかりという人もいました。
授業で学んだクジラを、今度は学食で実際に味わってみる。海洋分野を専門とする東京海洋大学ならではの「学んで食べる」体験となりました。
お昼どきの食堂では、メニューを味わう学生のみなさんに、選んだ理由や鯨肉を食べた感想を聞きました。

鯨肉を買いに行く学生や、鯨文化に詳しい学生も!

――今回のメニューを選んだ理由を教えてください。

「クジラ料理があると知って、食べてみようと思いました」
「ちょうど文化人類学の授業で、海外におけるクジラの捉え方や日本の鯨食文化について学んだので、実際に食べてみたいと思いました」

鯨肉を使ったメニューに興味を持ったことや、授業で鯨文化を学んだことをきっかけに、今回のメニューを選んだ学生がいました。

――鯨肉を食べるのは初めてですか?

取材した学生の多くは、これまでにも鯨肉を食べたことがあると答えてくれました。
「実家で鯨料理を食べたことがあります」
「文化祭などで食べたことがあります」

なかには、クジラが好きで、鯨肉を買うために上野まで出かけたことがあるという学生もいました。
「上野に鯨肉を買いに行ったことがあります。クジラが好きなので、今日も鯨肉のメニューがあると知って選びました」 鯨肉を初めて味わう学生だけでなく、普段からクジラや鯨食文化に関心を持っている学生にとっても、学食で気軽に楽しめる機会になったようです。

――実際に食べてみて、いかがでしたか?

「おいしいです!」
「鯨肉には硬いイメージがありましたが、食べてみたらやわらかくておいしかったです」
学生からは、「思っていたよりもやわらかい」「食べやすい」といった声が聞かれました。実際に味わったことで、鯨肉に対する印象が変わった学生もいたようです。

越中島キャンパスでは日替わり定食として登場

越中島キャンパスでは、7月21日から、日替わり定食の一品として鯨料理を提供しました。
メニューは、くじらコロッケ、くじら竜田揚げ、くじらカツのいずれかで、価格は660円。合計300食を用意し、予定数がなくなり次第、提供を終了しました。

品川キャンパスではカレー、越中島キャンパスでは定食と、それぞれのキャンパスで異なる食べ方を楽しめる内容です。
コロッケや竜田揚げ、カツなど、親しみのある料理にすることで、鯨肉を初めて食べる学生にも選んでもらいやすいメニューとしました。

下関市立大学では学食とカフェで2つのメニューを提供

下関市立大学では、7月28日から30日まで、生協食堂とカフェ(ベーカリーカフェ・Parket)で鯨料理を提供しました。
学生食堂に登場したのは、「くじらコロッケ2個・くじらメンチカツ1個セット」です。価格は510円で、1日30食限定、初日は40食を用意しました。
カフェでは、「くじらバーガー」を500円で販売。授業の合間にも手軽に食べられるメニューとして、1日20食限定で提供しました。

下関市立大学では、2025年度にも鯨肉メニューを提供しています。前年の反響も踏まえ、今回はコロッケやメンチカツ、ハンバーガーなど、学生が気軽に選べるメニューに鯨肉を取り入れました。

学食から、もっと身近な食材へ

今回の取り組みでは、カレーや定食、ハンバーガーなど、学生に親しみのあるメニューを通じて鯨肉を提供しました。
学生へのインタビューでは、授業で鯨文化を学んだことをきっかけにメニューを選んだ人、家族と鯨肉を食べた経験がある人、自分で鯨肉を買いに行くほどクジラが好きな人など、さまざまな学生に出会いました。
学食での体験が、鯨肉のおいしさやさまざまな食べ方を知り、日本の鯨食文化について考えるきっかけになったのではないでしょうか。

日本鯨類研究所では、今回の反響を確認しながら、大学での継続的なメニュー提供や、若い世代に向けた取り組みの拡大につなげていく考えです。
学食での鯨肉メニューの提供にご興味のある方は、ぜひご相談ください。

■提供概要

東京海洋大学・品川キャンパス
期間:2026年7月21日(火)~8月3日(月)
メニュー:くじらコロッケ・竜田揚げトッピングカレー
価格:600円
提供数:1日限定50食

東京海洋大学・越中島キャンパス
期間:2026年7月21日(火)~なくなり次第終了
メニュー:日替わり定食
内容:くじらコロッケ、くじら竜田揚げ、くじらカツのいずれか1品
価格:660円
提供数:合計300食

下関市立大学・生協食堂
期間:2026年7月28日(火)~7月30日(木)
メニュー:くじらコロッケ2個・くじらメンチカツ1個セット
価格:510円
提供数:1日限定30食、初日のみ40食
下関市立大学・カフェ(ベーカリーカフェ・Parket)
期間:2026年7月28日(火)~7月30日(木)
メニュー:くじらバーガー
価格:500円
提供数:1日限定20食

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