2月2日は節分の日!山口県では節分にクジラを食べる?おすすめのクジラ料理もご紹介 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2025.01.29

2月2日は節分の日!山口県では節分にクジラを食べる?おすすめのクジラ料理もご紹介

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2025年の節分は2月2日の日曜日!そもそも節分とは“季節を分ける”ことを意味しており、立春の前日のこと。そのため、通常は2月3日のところ2024年がうるう年にあたることから立春が早まり、2月2日に変動しているのです。
昔は、季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられていたので、立春・立夏・立秋・立冬とそれぞれ前日に鬼払いの行事が行われていました。しかし、いつの間にか1年の始まりである立春の前日のみが節分と呼ばれ、今も続いています。

現在では、節分の日は「鬼は外、福は内」というように豆まきをして邪気である鬼を追い払い、1年を健康に過ごせるように、恵方を向いて恵方巻を食べることが一般的ですが、山口県では節分の日に“クジラを食べる”という風習があります。

節分の日に大きなものを食べると縁起がいい!

山口県では昔から、節分に大きいものを食べると縁起が良いと言われており、「体の大きなものを食べて大きく年をとる」「大きいものを食べて邪気を払う」との願いを込め、クジラ料理が食べられています。
そこで今回は豆まき、恵方巻にプラスして食べていただきたいおすすめクジラ料理を2品ご紹介します。

クジラの炊き込みごはん

島根県の西部にあたる両市では、節分の日に子どもたちが”将来大物になる”ことを祈ってくじらの皮を使った炊き込みご飯「くじらご飯」を食べるという行事があります。今回は鹿児島純心女子短期大学が考案したクジラの旨味をしっかり感じられる栄養満点なクジラの炊き込みご飯をご紹介します。

【材料】4人前
〈クジラの炊き込みご飯〉
クジラ皮   50g
クジラ赤肉  50g
米      320g
だし汁    400g

A濃い口醤油  15g
A薄口醤油   15g
A酒      10g
Aみりん    10g

油揚げ       20g
ゴボウ       20g
人参        10g
サトイモ      30g
生姜(千切り)   10g

【作り方】

1 クジラ皮・クジラ赤肉とともに1㎝角に切り、熱湯に通し氷水に取り水気を切っておく。

2 米は洗い、だし汁につけておく。

3 油揚げは湯通しをして、1㎝角の色紙切りにし、ゴボウはささがき、人参は油揚げと同様に切る。サトイモは厚めの半月切りにする。

4 【2】にAで調味し軽く混ぜ、【1】・【3】・生姜の千切りの半量を加えて通常と同じように炊く。

5 炊き上がったら器に盛り、生姜の千切りを天盛りにして完成!

クジラカツ

縁起のいいクジラをゲン担(カツ)ぎに!肉質がさっぱりしているので、カツにしてあげても脂っこくならならず柔らかい肉とサクサク食感がたまらない一品です。

【材料】1人前
〈クジラカツ〉
クジラ赤肉   100~150g
小麦粉  適量
パン粉  適量
ソース  適量

【作り方】
1 解凍した赤肉を1人前にカットし、両面に塩・胡椒をふります。

2 赤肉の両面に小麦粉をまんべんなくまぶします。

3 余分な小麦粉を落とし、溶いた卵をたっぷりつけます。

4 パン粉を両面にしっかりまぶし、180℃前後に熱した油へそっと入れます。

5 揚げる時間は、1分45秒~2分程度で衣が色づいたら油から上げます。

6 余分な脂をしっかり落とし、一口大にカットします(揚げ加減はレアがおすすめです)

7 お好みでソースや塩などをつけて完成!


刺身用の赤肉を使って、恵方巻にいれるお刺身の代わりにをクジラで代用するのもおすすめです!
大きいものを食べて邪気を払うと願ってこの機会に是非クジラで節分料理に挑戦してみてくださいね!

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