9月4日は「くじらの日」。コロナ禍の今年はおうちで楽しむための施策も! | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2021.09.08

9月4日は「くじらの日」。コロナ禍の今年はおうちで楽しむための施策も!

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9月4日が「くじらの日」に定められて以降、毎年この日は、日本各地でクジラにまつわるさまざまなイベントが開催されています。

2021年はコロナ禍ということもあり、一般のお客さんのためのイベントは開催できなかったものの、クジラのおいしさをたくさんの人に知ってもらえるよう、オンラインなどを駆使した発信に力が入れられることとなりました。

▲ 共同船舶 所英樹社長

「くじらの日」に先駆け、9月1日にお台場ライナー埠頭に着岸したキャッチャーボート(捕鯨船)からニタリクジラの生肉が降ろされると、その様子を見守っていた共同船舶の所英樹社長は満面の笑み。一人でも多くの人に、おいしいクジラで笑顔になってほしいとメッセージを送りました。

▲キャッチャーボードから豊洲市場へ

翌々日の9月3日早朝には、豊洲市場にて、キャッチャーボートから降ろされたニタリクジラの販売がスタート。それまでの最高価格が1kg5万円だったところ、なんと7万円という高値で競り落とされたのです。競り落とされた肉はすべてスーパーやレストランのメニューで提供されますが、一度も冷凍されたことがないプレミアムな肉は売り切れ必至。2021年の「くじらの日」のテーマとしては、「鯨は食のダイヤモンドだ!」が採用されていますが、まさしくダイヤモンド級の価値を持つ肉なので、あっという間に売り切れて当然なのです。

▲プロレスラーの船木誠勝さん

さらに、9月4日の「くじらの日」当日は、関係者向けに、水揚げされたばかりのニタリクジラを使ったBBQ大会などが開催されました。80kgにも及ぶあばら肉を豪快に焼き上げる様は圧巻。火にかける直前には、プロレスラーの船木誠勝さんがあばら肉を抱きかかえるパフォーマンスも披露。報道陣が色めき立ちました。

肉が焼かれ始めると同時に始まったのは、全国の市場を元気にすることを目標に活動している「海鮮プロレス」の選手の面々がリングに集結。

サバの覆面を被った「サバソニック」、デビルマンをもじった「エビルマン」、覆面レスラーならぬ「ふぐ面デスラー」、触手がチャームポイントの「タコスパンダー」などの海からやってきた選手たちが、思い思いの戦いを繰り広げました。試合途中には、火にかけられたクジラを、涎を垂らしながら見つめるエビルマンの愛らしさや、そのスキをついて攻撃を仕掛けるふぐ面デスラーのやんちゃな姿に、見守るみんなが微笑ましい表情を見せる一幕も。

ひとしきり戦いが繰り広げられた後には、クジラの化身「獣神ホエールストロンガー」として登場した船木選手がエビルマンにコブラツイストを決め、大きな歓声が沸きました。

海鮮プロレスの面々が場を温めた後には、「くじらダンスコンテスト」決勝戦がスタート。Twitterの募集への応募者から選ばれた上位4組による決勝戦は、コロナ禍につきオンラインで開催されましたが、会場で観戦した審査員も画面に食い入る様子で白熱のバトルを楽しんでいました。

決勝戦を制したのは Ko-Keyさん。テーマ曲となっている、『くじらのマーチ』のダンスリミックスを歌っているVtuberの民安ともえさん本人からも応援のメッセージが送られるなかで見事に優勝を決め、ご本人も「すごくいい経験になりました」とうれしそうな様子でした。

ちなみに、Ko-Keyさんのダンスは、「#くじらダンスコンテスト」でチェックできるほか、海鮮プロレスの様子も後日オンラインで公開される予定♪

また、1年後となる2022年の「クジラの日」にはどんなイベントが開催されるのか、今から待ち遠しいですが、くじらタウンでは、これからも年間通してさまざまなクジラに関するイベント情報を発信していくのでお楽しみに。コロナ禍の間は、おうちでおいしいクジラを食べることもひとつの楽しみ方。クジラの栄養を摂取して免疫を強化しつつ、楽しい毎日を過ごしていきましょうね。

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