耳ヨリくじら情報

2020.08.12

宮城県石巻市のクジラ肉や缶詰を使ったバラエティ豊かなクジラ料理を楽しめる! 「経堂くじらフェス」が開催中

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クジラの缶詰をはじめとする、海の恵みを使った加工品を多彩にそろえる『木の屋石巻水産』(宮城県石巻市)。同社と、東京・経堂エリアの個人飲食店8店がコラボレーションしたイベント「経堂くじらフェス」が、9月30日までの期間限定で開催中です。

経堂の街と強い絆で結ばれている『木の屋石巻水産』

開催の発案は、イベントにも参加している居酒屋『らかん茶屋』の大将・加藤輝男さんによるものだそうですが、そもそも、経堂の街と『木の屋石巻水産』は10年以上にわたって深い絆で結ばれているのだとか。その繋がりの中でも一番の繋がりを深めたのは東日本大震災。この震災による津波で、同社社屋と工場が甚大な被害を受けた際、工場跡地に埋もれていた缶詰を集めて経堂に運び、キレイに洗って、販売する復興支援活動がおこなわれたのです。1缶購入すると300円の義援金が現地に届く仕組み。経堂からスタートしたこの活動によって、2011年中に20数万缶が全国各地の支援者の手にわたったことで、震災から2年を迎える2013年3月には、『木の屋石巻水産』は新しい工場を建設することができました。

こうした経緯があるため、新型コロナウイルスの影響で都市部の活気がなくなっているニュースを観るにつけ、「自分たちにできることはないか」と考えていた『木の屋石巻水産』のメンバー一同。加藤さんの発案を受けて、「高たんぱく低カロリーで疲労回復物質バレニンも含まれているクジラを食べて、経堂のみんなに元気になってもらいたい」とすぐに動き始めました。

ハリハリ鍋に卵を絡めていただく「クジラ柳川」がうまい!『らかん茶屋』

加藤さんが大将を務める『らかん茶屋』では、これまでにも『木の屋石巻水産』のクジラ肉や缶詰を使ったメニューを提供していたといいますが、今回のイベントではいつも以上に大はりきり。「僕たちが若いころは、クジラは一番身近な動物性たんぱく質だったからね。年配の人はみんなクジラを食べて大きくなったの。だから、20代の若い子たちがおいしそうにクジラを食べているのを見るとうれしくって。今のクジラは昔のよりも冷凍保存状態がいいから味も最高だよね」と笑顔を見せてくれました。

▲クジラ柳川 880円

そんな加藤さんのイチオシメニューは「クジラ柳川」(写真上/880円)。ハリハリ鍋をコンパクトにしたイメージのこちらの鍋は、溶いた卵と一緒にいただくことから、“柳川”のメニュー名がつけられています。カツオが効いただしにはクジラのうまみも染み出して、どこまでも深い味わい。白いごはんとも相性ばっちりですが、お酒好きならぜひ試してほしいのが、高知の銘酒『酔鯨』3種類の飲み比べセット(1,000円)とのマリアージュです。

▲「酔鯨」飲み比べセット 1,000円

ドライやものから華やかなものまで、味わいの異なる3種をゆっくりと楽しむためにも、いろいろなクジラメニューを楽しみたいところ。そこでもう一品おすすめをピックアップしていただいたところ、すすめてくれたのは「クジラユッケ」(680円)。獲れたてのおいしさそのままのユッケは、滋味深く、口の中にじんわりとうまみが広がり、お酒がどんどん進んでしまいます。

▲クジラユッケ

その他にも、「クジラ竜田揚げ」「クジラベーコン」「クジラコロッケ」「クジラカツ」などのバラエティ豊かなメニューがそろった『らかん茶屋』。大将の加藤さんの明るい笑顔にもたっぷり元気をもらえるお店なので、友だちや家族と一緒はもちろん、ひとりでも気軽に来店してみてほしいです!

▲らかん茶屋

鉄板焼も刺身も食べ比べが楽しい『魚ケン』

さて、イベント参加店からもう一店ご紹介。

クジラや旬の鮮魚を使ったメニューの数々を、手ごろな価格で楽しめると評判の『魚ケン』も、クジラメニューの豊富さでは負けていません。「鯨ガーリックステーキ」や「鯨カルビと新玉ねぎ 卵とじ丼」など食べ応え満点のメニューもたくさん!

▲鯨三種 鉄板焼 1,580円

その中から今回まずおすすめしてくれたのが、テーブルで自ら焼きながら楽しめる「鯨三種 鉄板焼」(1,580円)です。3種類の内訳は、写真左上から時計回りに、熟成赤身、鹿子、カルビ。-2℃で5日間熟成させた赤身は、臭みゼロでやわらかな口当たり。噛み応え抜群の鹿子は、噛むほどにうまみが滲み出すので、お酒のアテとしてもぴったりです。カルビは、一般的な牛カルビよりも濃厚な味わい。3種類を交互にいただくことで、楽しい気分がさらに膨らんでいきます。

日本酒の種類も豊富な『魚ケン』店主の白井県路さんに、鉄板焼と相性のいい一杯を尋ねたところ、すすめてくれたのは「楯野川 純米大吟醸 渓流 爽辛(そうから)」。脂を流してくれるスッキリ系のお酒なので、鉄板焼二皿目をオーダーしたくなること必至です。しかも、日本酒はどれも一杯500円とリーズナブルなので、お酒のほうもいろいろ試したくなりますよね!

もう一つのイチオシメニューは、「鯨赤身比べ 本生VS熟成」(880円)。クジラらしさを堪能できる本生と、鉄板焼でもいただいた熟成がかかった赤身の食べ比べを楽しめる一皿です。 付け合わせは自家製の辛味噌と生姜。会津では馬刺しを味噌で食べることに着想を得て、この2種類を添えることにしたんだとか。濃厚なクジラに爽やかさをもたらしてくれる生姜はもちろん、コク深い味噌も相性ぴったり。こちらは、ほのかな甘みと適度な酸が心地よい「来福 純米吟醸 夏の酒」をマリアージュしてくれました。

その他の参加店舗も要チェック!

その他の参加店舗は『きはち』『まことや』『鳥へい』『八兆』『さばのゆ』など。参加店のクジラ料理を食べ歩いて、お気に入りの一品を見つけてはいかが?

木の屋石巻水産 公式オンラインショップ
石巻本社工場:宮城県石巻市魚町1-11-4
■らかん茶屋
東京都世田谷区経堂1丁目23−13
■魚ケン(Twitter
東京都世田谷区経堂1丁目25−17
さばのゆ
東京都世田谷区経堂2丁目6−6

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