耳ヨリくじら情報
「クジラについて子供と一緒に学び楽しむことができてよかった」と来場者
オホーツク海に面している北海道網走市では、古くから捕鯨が行われ、今もなお沿岸小型捕鯨の基地としての機能を発揮しています。地元産の新鮮なクジラを食べる事ができるのは網走ならではです。
そんな網走市にある『オホーツク文化センター エコーセンター2000』にて2月18日、19日の二日間、クジラの展示イベント「クジラってどんな生き物?〜クジラや魚は大切な水産資源〜」が開催されました。開場前から行列ができるなどたくさんの方が来場し、家族や友達と楽しむ姿が見られました。
2月14日から17日までは網走市や捕鯨会社でつくる「網走くじら協議会」と日本鯨類研究所が市内の小学校にて、クジラについての授業を行い、給食にてオホーツク海で捕れたクジラの竜田揚げを出したこともあり、小学生たちがクジラについてお母さんお父さんに教えている場面がチラホラ♪
受付ブースをはじめとした会場の5か所にスタンプラリーが設置され、全てのスタンプを押すと、クジラのイラストが完成する仕組みになっており、友達と一緒にスタンプラリーを楽しむ小学生も!
すぐ隣にはクジラの種類や生態、食文化についての解説動画、パネルが展示されており、訪れた方々は日本近海を回遊しているクジラの種類や網走とクジラの関係が分かる内容に興味津々な様子でした。
壁一面のクジラに「クジラってこんなに大きいんだ!」と驚きの声も
中に入るとミンククジラの等身大幕が!約8メートルもあり迫力満点のクジラが壁一面に広がります。こちらの幕にはお子さんだけでなく親御さんたちも「想像していたよりも実際のクジラは大きくてびっくりした」と驚いている様子も。
手前にはクジラの骨、歯やヒゲを使って製作された工芸品の展示もありました。
向かいにはクジラのパズルがが置かれ、兄弟、親子で競争しながらパズルを組み合わせて「こんな形のクジラもいるの?」と種類豊富なクジラのイラストに驚きながら誰が多く揃えられるか競争していました。
自分で描いたイラストが水槽のなかで動く⁉クジラや好きなキャラクターを泳がせて家族で大盛り上がり!
「みんなで描こう豊かな海」と題したワークショップを随時開催。こちらでは自分で描いたイラストがプロジェクターで写した水槽の中で動き出すという不思議な体験ができました。お子さんだけではなく、お父さんお母さんも参加し、クジラの絵を見ながらクジラを描いたり、オリジナルのクジラを描いたりして、自分の絵が動く様子を家族で楽しんでいました。
日本水産資源保護協会によるワークショップ「郷土玩具・鯨車を作ってみよう」ではそれぞれ好きな色の紙粘土を使い、鯨車作りに挑戦。始まる前に鯨車やクジラについて簡単な授業もありました。
背中の部分は実際にクジラのヒゲを使用して、クジラの潮吹きを表現しています。さらに「うねす」と呼ばれるクジラの下顎から腹にかけてある縦筋も表現していました!
アンケートに答えたらクジラの下敷きとさらに先着150名様にはくじらジャーキーをプレゼント。
『クジラ』についての様々な魅力が詰まったイベントとなりました!
イベント情報はくじらタウンで随時更新していますので確認してみてね♪