2万人以上の来場者で大賑わいの『食育推進全国大会inとやま』でクジラ料理を満喫! | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2023.07.05

2万人以上の来場者で大賑わいの『食育推進全国大会inとやま』でクジラ料理を満喫!

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2023年6月24日25日の2日間、富山県富山市にある富山産業展示館(テクノホール)にて『第18回食育推進全国大会inとやま』が開催され、(一財)日本鯨類研究所が初めて食育推進大会全国にブースを出店しました。

イベントの来場者数は23,300名となり、富山市民が開場前から行列するほど大賑わいだったようです。

食育推進全国大会は、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施するイベントで、毎年開催地を変えて開催されています。今回の富山大会のテーマは「食で心も体も幸せに とやまから広げるウェルビーイング ~未来へつなげよう 幸せの基盤~」となり、大会のコンセプトには3つ “「新たな日常」に対応した食育を提案” “健康と体づくりのための食育を学ぶ場” “富山の多彩な食の魅力を発信” を掲げての開催となりました。
(一財)日本鯨類研究所のブースでは、クジラについてのパネル展示やクジラのヒゲや歯で作られた食器類、日本各地のくじら料理の説明など日本のクジラ食文化についての展示と「くじら炊き込みご飯」の試食の配布を行いました。

今回の展示は“富山の近くの海にはクジラがいる”“水産資源としてのクジラ”を知ってもらう事が目的です。

連日500食用意した試食は大盛況で12時前には品切れてとなってしまうほどでした!

今回試食で配布されたくじら料理は“くじら炊き込みご飯”となり、塩クジラ(本皮)から出るダシの旨味をいかした炊き込みご飯です。カップに入った炊き込みご飯をうれしそうに食べる小さいお子様や、一口で食べてしまう方など、皆さんおいしそうにクジラ料理を満喫していました。

試食を用意したのは「長崎鯨かたりべの会」の会長を務める料理研究家の川島明子さんです。川島さんは長崎の食文化である鯨料理を日本中に広める活動をしています。今回のイベントでは「たくさんの方にクジラを食べていただけてとてもよかったです!」と嬉しそうに語ってくれました。
会場では今回提供された“くじら炊き込みご飯”や他にも簡単に家庭でチャレンジしたくなるレシピが掲載された「Nagasakiくじら料理ガイドブック」も配布されました。

《会場の様子》
《「一社)大日本水産会 魚食普及推進センターブース》
《富山の名産品「シロエビ」の身抜き体験》
《大坂万博の公式キャラクター「ミャクミャク」》

会場では他にもたくさんの種類の試食にゲストを招いた食にまつわるトークイベントや、富山らしい白エビの身抜きの体験、魚食普及推進センターのブースでは食卓で見かける魚の等身大の幕を展示したブースで魚の大きさに驚きながら魚のぬり絵の体験などイベントが盛りだくさんでした。大阪万博のキャラクターの“ミャクミャク”も訪れて会場を盛り上げていました。

多様な日本の食文化に触れる機会であった「食育推進全国大会inとやま」で、富山のみなさんに日本のクジラの食文化についても知ってもらえたのではないでしょうか。


試食レシピが掲載されたNagasakiくじら料理ガイドブックはこちらから。

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