千葉県南房総市の道の駅『和田浦 WA・O！』に隣接する『和田地域センター』内に入居している『勇魚文庫』の資料のなかから、ちょっぴりレアなアイテムや洗練されたデザインのアイテムをピックアップ！　今回は、身につけたり日常的に使ったりしたら、周囲の友だちからも注目されそうなアイテムを中心に集めてみました。現在はクジラから作られた製品はほとんど作られていないため、インターネットオークションやフリマサイトで探すほうが手に入れやすいです。実際に『勇魚文庫』で本物を目の当たりにしたら、物欲が湧いて似たものを探したくなってしまうかもしれませんよ!?

①タバコケース

バスケット部分がクジラのヒゲで作られています。現代でも日常的に使えそうですよね。縁起モチーフとされる瓢箪が根付のように取り付けられているのもポイント。スマホなどを入れて敢えて頭をのぞかせるのもかわいいですね！

②薬匙

こちらは、クジラのヒゲで作られた薬匙。粉末状の薬品を容器から移し替えたり、盛り分けたりするための匙ですが、シンプルなデザインなので日常的にも活躍してくれそう。ステンレス製やプラスチック製のものとは一味違う趣きがありますよね。実用品としてはもちろん、飾って楽しむのもアリかも！

③フランス製のハンドバッグ

なんとフランス製の有名ブランドハンドバッグのなかにも、クジラを原料としているものがあるのです。このハンドバックに使われているのはベルーガの皮革。なんとも珍しい一品なので、手に入れたら一生ものとして大事にしたくなるはずですよ。

④印籠

バッグ同様、外出先に持ち歩いて自慢したくなるのがこちらの印籠。本体はクジラのヒゲ、根付部分はクジラの歯で作られています。

⑤ブローチ

クジラのヒゲが使われているブローチです。右下に記されている「象嵌（ぞうがん）」とは、工芸装飾の技法の一種。金属や陶磁、木材などの材料の表面に、他の材料をはめ込む技法です。花びら部分がはめ込みだとはわからないくらい、滑らかに仕上がっていますよね。シックな装いのアクセントとして活躍してくれそうです。

⑥和裁用ヘラ

クジラの骨で作られた和裁用ヘラは、ナイロン樹脂製やプラスチック製とは異なり、手のひらにすっとなじむのが魅力です。そのほかに、牛骨製や象牙製などもあるので、オークションでいろいろ探してみるのもおもしろそうですね。

この他にもさまざまなクジラ関連アイテムが展示されている『勇魚文庫』なら、きっと興味をそそられるアイテムが見つかるはず。クジラが描かれたお酒のボトルや、各国のクジラの置き物などの展示もあるので、家族みんなでぜひ訪れてみてくださいね。