一財)日本鯨類研究所が横浜で開催の「さかな文化祭」を共催、「クジラからあげ」を提供する他、クジラの展示を行いました。 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

耳ヨリくじら情報

2022.03.24

一財)日本鯨類研究所が横浜で開催の「さかな文化祭」を共催、「クジラからあげ」を提供する他、クジラの展示を行いました。

Share :

3月19日、横浜市西区の『日本丸メモリアルパーク』アリーナにて、小学生とそのお父さんお母さんをメインターゲットとした「さかな文化祭」が開催されました。イベントの目的は、鯨を含む水産物について楽しく学び、おいしく食べてもらうこと。無料で参加できるワークショップや、水産マルシェ出展者との会話を通して新たな発見を楽しめるとあって、会場は朝から大賑わいでした。

▲ クジラからあげを待つ人で朝から大賑わい
▲ 親子一緒においしいクジラに舌鼓

先着500名には、国産の鯨肉を使った「クジラからあげ」の試食配布がおこなわれるとあって、入り口には長蛇の列。揚げたてのからあげを手にした子どもたちは、「これ本当にクジラの肉なの?」「おうちでも食べたい」と大興奮。お父さんお母さんにもクジラ初体験という人がちらほらでしたが、「食感も味も気に入りました。これからも機会があれば食べたいです」とクジラのおいしさのトリコになった様子でした。

▲ 学校に持って行ったらみんなに自慢できるかも!

クジラからあげを試食した子供たちには、表面に「日本近海にいる鯨類」、裏面に「鯨の部位別利用方法」「栄養価」をデザインした下敷きをプレゼント。迫力満点の下敷きに目を輝かせる子どももいました。クジラからあげの配布は好評で12:00には終了しました。

▲ 日本人とクジラの歴史から、日本各地のクジラ文化に至るまで、大人にとっても興味深いことがたくさん!

加えて、アリーナに沿って立地している訓練センターでも、クジラ関連のポスター展示が行われました。海の生物やクジラに興味津々の親子連れに大盛況。クジラの生態、能力、魚とクジラとの違いなどを解説した展示資料を見ながら、親子で学ぶ姿が見られました。

▲ 子どもがうれしいクジラの塗り絵も、大人が楽しめるクジラレシピも用意

さらに、来場者が自由に持ち帰ることができるよう、クジラの塗り絵も用意。気になる資料を手に取るだけでなく、会場スタッフによる解説に熱心に耳を傾けていた子どもたちにとっては、有意義な休日となったに違いありません。また、大人向けには、自宅でクジラ料理にチャレンジできるレシピ集も用意。竜田揚げやステーキなどのベーシックなレシピも豊富なので、気軽に試したくなりますね!

▲ 家族で楽しめる缶詰や石けんまでセットに!

他にも鯨関連では、共同船舶株式会社がくじらブースを出展しました。子どもたちが楽しみにしていたのが、先着500名に配布された日本捕鯨協会のマスコットキャラクター「バレニンちゃん」のイラスト付きエコバックセットです。クジラの写真入り自由帳、バレニンちゃんのイラスト入り定規、クジラの刻印が入った海をイメージした青い石けん、そして鯨肉の缶詰まで入った豪華な詰め合わせ。石鹸に配合しているクジラオイルは、ニタリクジラのものでしっとりとした洗い上りが期待できます。共同船舶株式会社の所英樹社長自ら、「クジラを食べてくれる子どもにはお土産があるよ」と声をかけ、子どもたちから笑顔を引き出していました。

「くじらブース」では、『木の屋石巻水産』のクジラの缶詰およびアツアツのクジラカレーを販売する他、バレニンちゃんと記念撮影ができるフォトスポットが設けられました。愛らしいまんまるボディには大人たちもメロメロで、親子ともども写真撮影を楽しむ姿が見られました。

からあげ、カレー、缶詰を気に入ってくれた子どもたちには、ぜひこれからもおいしいクジラ料理を楽しんでほしいですね。

▲ 子どもたちとの触れ合いでバレニンちゃんもうれしそう
Share :