商談展示会「外食ビジネスウィーク」に共同船舶が出展。試食品のクジラ料理3品が来場者に大人気 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2020.09.30

商談展示会「外食ビジネスウィーク」に共同船舶が出展。試食品のクジラ料理3品が来場者に大人気

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9月24日、25日、東京ビッグサイト青海展示棟にて「外食ビジネスウィーク/全国 食の逸品EXPO」が開催されました。2日間とも雨と足元の悪い中、来場者数は16,014名。同イベントは、外食産業の食品・飲料・設備・サービスが終結する商談展示会。会場は朝からおいしいニオイに満たされ、来場者はみんな、新しい食材との出逢いを楽しんでいました。

ロースト、すじ煮込み、トマト煮込みの食べ比べも楽しい

▲(左)クジラのロースト (中)クジラのすじ煮込み (右)さえずりのトマト煮込み

出展社のひとつ、共同船舶は、「クジラのロースト」「クジラのすじ煮込み」「さえずりのトマト煮込み」の3品の試食品を用意。クジラ肉に興味津々の来場者たちに振る舞うと、試食した人たちは、「全然臭みがない」「お酒のアテにもぴったり」と顔をほころばせていました。

クジラのロースト(写真・左)は、刺身でも楽しめるほど新鮮な肉の表面を軽く炙った一品。「生肉が苦手という人もこれならおいしく召し上がっていただけるんですよ」という共同船舶社員のコメント通り、「昔食べたクジラと全然違って食べやすい」とクジラ肉に対する認識を新たにする人もちらほら。

「クジラのすじ煮込み」(写真・中)は、コラーゲン豊富なすじ肉をじっくりと時間をかけてやわらかく煮込んだ一品。「牛すじ煮込みより軽い食感だから箸が止まらなくなりそう」とコメントしてくれた来場者もいました。

細かくカットしたじゃが芋とともに煮込まれた「さえずりのトマト煮込み」(写真・右)は、洋風仕立てでワインにも合いそうな味わい。寒くなるこれからの季節にもぴったりな一品です。

ブース内では缶詰や冷凍肉の紹介も!

おいしいクジラ料理に舌鼓を打った来場者は、ブース内で紹介されているクジラの缶詰や冷凍クジラ肉にも興味を示し、「これはどこで買えるの?」「スーパーにも売ってる?」とその足で買い出しに出かけそうな勢い。よほどクジラ肉を気に入ったのか、試食品を用意する社員たちと話を弾ませる来場者が続出していました。

また、「ニタリクジラってどんなクジラ?」「どこで獲れたクジラなの?」など、試食をきっかけにクジラや捕鯨そのものにも興味を抱いた様子の来場者も。中には、自宅での調理にチャレンジしてみたいと、クジラ肉の通販サイトをチェックしていく人までいました。

和歌山県太地町の紀南水産は「クジラパストラミ」「くじらワイン煮込み」を紹介

会場内には他にも、クジラ肉を扱う出展社がブースを構えていました。和歌山県東牟婁郡太地町の「紀南水産」です。太地町と言えば、ご存知の通り、古くから“クジラの町”として知られています。一帯で獲られているのは、小型鯨類のゴンドウクジラ。そのため、紀南水産で扱っているクジラ肉加工食品にも、基本的にゴンドウクジラの肉が使われています。

イベントで試食用に用意されていたのは、塩漬けにしたクジラ肉に燻製をかけた「クジラパストラミ」、クジラ肉をワインでやわらかく煮込んだ「くじらワイン煮込み」など、お酒がほしくなる加工食品ぞろい。

▲くじらワイン煮込み

「若い人たちにもっとクジラの魅力を伝えていきたい」と、そのままはもちろん、いろんな料理にも活用してもらえるよう、「クジラパストラミ」を使ったレシピも配布していました。

共同船舶、紀南水産ともに、「クジラのおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」という想いは一緒。今後もさまざまな展示会などに出展いきたいと意気込みを語ってくれたので、お住まいのエリアでイベントが開催される際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。

■イベント:外食ビジネスウィーク2020
■出展社:共同船舶株式会社
     有限会社紀南水産

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