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2020.09.24

2020年度IWC/日本共同北太平洋鯨類目視調査の終了について-IWC-POWER調査航海-

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今回、第十一回目の調査航海として、北西太平洋の北緯40度以北、東経160度から180度間の内で外国の排他的経済水域を除いた公海において調査を実施しました。

航海期間は、令和2年7月11日-9月24日(76日間)です。

この目視調査は、IWCと日本国政府の共同調査としてIWC/SCがその計画の策定を行い、同委員会内に設置されたPOWER運営グループ(コンビーナー:松岡耕二・日本鯨類研究所資源管理部門長)が計画の立案と調査の実施を主導しました。 調査は、一般財団法人日本鯨類研究所が水産庁から委託を受け、国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所、国立大学法人東京海洋大学、米国NOAA/NMFS等関係機関と協力しながら実施しました。

本年の調査計画とその結果概要については、調査海域では、ナガスクジラ、イワシクジラ、ザトウクジラ、マッコウクジラが発見され、同資源の頑健さがあらためて示唆されました。 特に希少種に関しては、後半調査において、シロナガスクジラが多数発見され同資源の順調な回復が示唆されました。 他方でセミクジラの発見はありませんでした。 また、発見鯨に対しては、個体識別写真の撮影やDNA分析用のバイオプシー・サンプル採取を行いました。( 結果は9月14日までの集計値となります。詳細は、来年のIWC科学委員長会年次会議などで発表される予定です。)

▲ザトウクジラの尾びれ(裏側)
▲イワシクジラからのバイオプシー・サンプル採取

詳しい内容は下記にて発表しています。

一般財団法人 日本鯨類研究所 メディアリリース
2020年度IWC/日本共同北太平洋鯨類目視調査の終了について -IWC-POWER調査航海
2020年度北西太平洋鯨類資源調査 -調査船の入港について-

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