【クジライベント】神奈川大学横浜図書館にて企画展「鯨」が開催中!きっかけは江戸時代のレシピ本『鯨肉調味方』 | 耳ヨリくじら情報 | くじらタウン

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2026.03.11

【クジライベント】神奈川大学横浜図書館にて企画展「鯨」が開催中!きっかけは江戸時代のレシピ本『鯨肉調味方』

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神奈川大学横浜図書館では、2026年3月末まで企画展「鯨(くじら)」を開催しています。本展では、古くから人間と深い関わりを持ってきた鯨について、同館の所蔵資料を通して紹介しています。展示は一般の方も無料で観覧可能です(※図書の貸出は不可)。

古くから人々を魅了し、支えてきた「鯨」の存在

圧倒的な大きさと神秘的な姿を持つ鯨。西洋では畏敬の対象として、神話や宗教的なモチーフに描かれてきました。一方、日本では古くから捕鯨が行われ、食料としてだけでなく、油、骨、皮にいたるまで余すことなく活用され、人々の暮らしや工芸を支える大切な資源となってきました。

展示のきっかけは”江戸時代の料理本”との出会い

展示のきっかけは、図書館スタッフが1832年頃に出版された『鯨肉調味方(げいにくちょうみかた)』の復刻版を見つけたことでした。これは捕鯨の盛んだった長崎県平戸の鯨肉料理をまとめた、いわば江戸時代の「レシピ本」です。 この資料を機に、捕鯨、神話、食文化など、日本と西洋の両方の視点から約20点の関連書籍が集められ、今回の展示が構成されました。

18世紀フランスの希少本から、昭和の家庭料理まで

会場では日本国内の資料にとどまらず、18世紀フランスの植物学者が記した、鯨類と両生類に関する珍しい書籍も展示。当時の分類学的な知見や、自然科学の発展の足跡をたどることができます。

また、1960年代の『暮しの手帖』に掲載された鯨料理の献立や、千葉・和歌山・宮城の捕鯨の現場を24年にわたり記録した写真集『クジラ解体』など、展示内容は多岐にわたります。

鯨のさまざまな姿を紹介するこの企画展で、鯨と人が歩んできた長い歴史を、そっと覗いてみませんか。
展示は2026年3月末まで開催を予定しています。 この機会に、ぜひ図書館へ足を運んでみてください。

■概要
企画展名:鯨(くじら) 神奈川大学横浜図書館2026年1月展示
場所:横浜図書館2階ギャラリー
展示期間:2026年1月19日(月)~3月末
※開館スケジュールについては神奈川大学図書館ホームページをご確認ください。

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