巣鴨くじら祭り2020 | くじらタウン

巣鴨くじら祭り2020

巣鴨くじら祭り 巣鴨くじら祭り

巣鴨くじら祭りとは

江戸の香りがただよう巣鴨地蔵通り商店街において
2013年から開催している「巣鴨とくじらの所縁」をテーマにしたお祭りです。
六地蔵が旅人を見守りつづけてきた眞性寺、とげぬき地蔵さんの高岩寺、
猿田彦神社を信心する人々がつどうことでかたちづくられてきた地蔵通り商店街には、
おいしいくじら汁をたべさせてくれるお店もあったようです。

江戸時代、暮れの12月13日は新年を迎えるための大掃除を始め、
その夜は栄養満点のくじら汁を家中で味わいました。
この故事にちなみ、毎年やや早めの10月に開催し、
大鍋で煮込んだくじら汁を1000人で味わい、大道芸や寄席を楽しんできました。
「くじら川柳」の大賞が発表され、くじらをテーマに詠まれた川柳作品が皆をうならせてきました。

2020年は12月12日にリモートで開催し、皆さんとクジラの
食文化や巣鴨とくじらの所縁について考え、楽しみました。

2020年の
巣鴨くじら祭りは

YouTube LIVEやZoomを使った4時間生放送のライブ配信でオンライン開催!
クジラの魅力を巣鴨から世界に向けて発信。

巣鴨地蔵通り商店街にスタジオを構え、商店街を中心に近隣の小学校や豊島区役所、
水産庁、日本鯨類研究所などを中継と録画で繋げ、
100人くじら汁、くじら踊り、くじら寄席、くじら川柳と、巣鴨くじら祭り独自の企画によって、
テレビよりも親近感のあるラジオ的エンターテンメントを目指して、
見る人、関わる人、全てに楽しんでもらえる様なライブ配信を行いました。

開催概要

巣鴨くじら祭り

日時 2020年12月12日(土) 12:00~16:00
会場 巣鴨地蔵通り商店街「ガモール・プロダクト・ラボ」
配信 YouTube LIVE
主催 NPO海のくに・日本 巣鴨地蔵通り商店街振興組合 (一財)日本鯨類研究所
後援 水産庁 豊島区 豊島区教育委員会
協力 (一社)日本捕鯨協会 ウーマンズフォーラム魚

アーカイブ


巣鴨くじら祭り開催のご挨拶
一般財団法人日本鯨類研究所理事長 藤瀨 良弘氏

くじら踊りダイジェスト

くじら踊り本番

くじら汁を作ろう! 魚料理研究家 河部 節代氏

日本の鯨食文化について
学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
医学博士 服部 幸應氏

くじら川柳 水産庁長官 山口 英彰氏

くじら川柳 豊島区長 高野 之夫氏

くじら川柳 豊島区教育長 金子 智雄氏

くじら寄席と鯨のはなし
落語家 三遊亭 金八

メインパーソナリティー
プロフィール

落語家
三遊亭 金八

「巣鴨くじら祭り」において、くじら川柳の選者、まつりの進行役、くじら寄席の主役を務めてきた落語家。今年はくじら寄席、巣鴨くじら踊りも引っ提げてのご登壇!(落語協会真打。北海道根室市出身。落語のほか寄席の踊り(住吉踊り・高座舞)・笛(能管・篠笛)・腹話術(相方- ター坊)・お座敷芸など得意分野は幅広い。趣味は「シニア世代の昔話を聞くこと」という根っからの話好き。北方領土元島民の二世でもある)

NPO法人 海のくに・日本 副理事長
佐藤 安紀子

日本中のこどもたちに、もっと海と魚の情報を伝えたい、海のすばらしさを体感してもらいたいと日夜努めている編集者兼行動者。クジラはとくに大切なテーマと考えていて、巣鴨地蔵通り商店街を学生時代から愛していたことから、巣鴨の歴史・文化を地域のこどもたちに伝えたい、大きなくじらと巣鴨の所縁をもっと広めたいと「巣鴨くじら祭り」を企画しました。

巣鴨くじら祭り出演者
プロフィール(出演順)

NPO海のくに・日本 理事長
白石ユリ子氏

四方を海に囲まれた日本は、世界で6番目に広い海をもっています。遠い昔から海に乗り出して数多くの水産資源を食料にしてきた海の民としての日本の歴史・文化を今に伝えたいと活動しています。
1993年にウーマンズフォーラム魚として活動をスタート。2010年、ウーマンズフォーラム魚を母体にNPO海のくに・日本が発足しました。

巣鴨地蔵通り商店街振興組合 理事長
木﨑 茂雄氏(株式会社木屋 代表取締役)

昭和41年3月 明治大学政治経済学部経済学科 卒業、昭和51年4月 株式会社木屋 代表取締役、平成8年4月 巣鴨地蔵通り商店街振興組合 理事長、平成12年4月 豊島区商店街連合会 副会長 巣鴨親和町会 副会長、平成13年4月 豊島区観光協会 副会長、平成17年4月 東京商工会議所豊島支部 副部会長、平成20年4月 第一地区青少年育成委員会 会長、平成29年4月 豊島区青年育成委員会連合会 会長。

一般財団法人日本鯨類研究所理事長
藤瀨 良弘氏

昭和32年佐賀県生まれ、高校まで大阪で育ち、以後、琉球大学理工学部海洋学科、愛媛大学大学院(修士)、北海道大学大学院(博士後期)に進む。昭和63年財団法人日本鯨類研究所に入所し、以後南極海と北西太平洋における鯨類捕獲調査に参加し、調査団長を務める。主任研究員、研究部長、参事として調査・研究活動、後進の指導に従事する。専門は鯨類生態学、環境化学。平成18年に同研究所の理事に就任し、平成22年より現職。水産学博士。

巣鴨くじら踊りで
身も心もクジラになろう!

豊島区立仰高小学校のこどもたち

オンラインで100人同時に
くじら汁を作ろう!

蔵前小学校栄養教諭 
NPO海のくに・日本
魚料理研究家 栄養士 河部 節代氏

台東区立蔵前小学校 栄養教諭、小学校の給食をこどもたちにとって美味しく、健康的なものにするだけではなく、こどもたち自身が小さいときから食べ物と健康について考えるための楽しいカリキュラムを次々に考案。蔵前小学校ではこどもたちが給食を残さず食べてしまうことから「河部マジック」といわれている。またクジラの栄養価に着目し、鯨食を学校給食に取り入れることにも熱心に取り組み、NPO海のくに・日本とともに「くじら汁」を東京の小学校で最初に取り入れた。現在、東京の多くの小学校がくじら汁を給食に取り入れている。

日本の鯨食文化について

学校法人服部学園
服部栄養専門学校 理事長・校長
医学博士 服部 幸應氏

東京都出身。立教大学卒、昭和大学医学部博士課程修了。学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長、医学博士。旭日小綬章、藍綬褒章及びフランス大統領よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ、国家功労勲章シュヴァリエ並びに農事功労勲章オフィシエを受章、厚生大臣表彰・文部大臣表彰、食品産業功労賞(食品普及特別賞)受賞。(公社)全国調理師養成施設協会会長、(一社)全国料理学校協会会長、(一社)和食文化国民会議議長、内閣府・厚生労働・農林水産・文部科学各省委員、昭和大学(医学部)客員教授、広島大学(医学部)客員教授、東京農業大学客員教授、他多数。著書に「服部幸應の日本人のための最善の食事」(日本能率協会マネジメントセンター)、「服部幸應の食育読本」(C&R研究所)、他多数。TVやラジオでも活躍。

くじら川柳大賞発表!

水産庁長官 山口 英彰氏

昭和36年11月20日生、福岡県出身、東京大学法学部卒、法律職。昭和60年4月  農林水産省入省、平成9年4月 静岡県水産課長、13年1月 経営局協同組織課経営・組織対策室長、15年4月 農林水産大臣秘書官(事務取扱)、17年1月 経営局金融調整課長、18年9月 内閣官房内閣参事官(内閣総理大臣官邸特命室)、19年9月 経営局経営政策課長、21年5月 経営局協同組織課長、21年10月 大臣官房参事官(戸別所得補償担当)、23年5月 経営局経営政策課長、24年6月 林野庁林政部林政課長、25年4月 大臣官房予算課長、27年1月 大臣官房審議官(経営局担当)、28年1月 内閣官房内閣審議官(農林水産業輸出力強化等推進室)、28年6月 大臣官房総括審議官、29年7月 水産庁次長、令和元年4月 水産庁長官。

豊島区長 高野 之夫氏

昭和12年12月25日生、豊島区生まれ、豊島区立池袋第五小学校(現池袋小学校)卒業、昭和35年3月 立教大学経済学部経済学科卒業、昭和58年5月~平成元年6月 豊島区議会議員、平成元年7月~平成11年3月 東京都議会議員、平成11年4月~現在 豊島区長(6期目)趣味 絵画(クレヨン水彩) 読書 スポーツ観戦 愛読書 歴史物、好きな食べ物 豆腐(1日1回は食べます)、血液型 AB型、座右の銘「頭は低く 目は高く 心は広く」

豊島区教育長 金子 智雄氏

東京大学法学部卒業後、豊島区に入区。区長室長、秘書課長、広報課長、財政課長、人事課長(人材育成担当課長兼務)、子ども家庭部長、経営部長を経て令和2年1月より現職。略歴、昭和61年3月 東京大学法学部 卒業、昭和61年4月1日 豊島区 入区、平成18年4月1日 豊島区総務部区長室長、平成19年4月1日 豊島区政策経営部秘書課長(組織改正)、平成20年4月1日 豊島区政策経営部広報課長、平成22年4月1日 豊島区政策経営部財政課長、平成25年4月1日 豊島区総務部人事課長 豊島区総務部人材育成担当課長兼務、平成28年4月1日 豊島区子ども家庭部長、平成30年4月1日 豊島区政策経営部長、令和2年1月5日 豊島区教育委員会教育長。